香港デモ

出典:海外反応!I LOVE JAPAN
いま香港では中国本土から民主主義の自由を奪われる圧力に

対抗すべくデモが行われています。

 

このデモには、今後の日本周辺国を占いだけでなく

世界がどのように向かっていくのかも含めて

個人的にかなり注目しているのですが・・

 

同時に香港人と中国人ってどう違うの?

っていうところに興味がわきました。

 

しかし、香港人と中国人の違いを把握するためには

香港という地域と中国の制度を把握する必要がありますが

これを厳密に調査すると膨大な資料に目を遣る必要があります。

 

なので、ここでは簡易的に、わかりやすく

まとめてみることにしました!

 

香港人と中国人の大きな違い

香港人と中国人で一番大きな違い在住権の問題のようです。

 

主に香港に住むことを基準に考えますが、

香港の永住権を持っている人香港人と呼ばれると考えて

良さそうです。

 

一般的には、何々人か?という問いには国籍を考えれば

住むのですが、香港はそもそも国ではないので

香港が国籍という人は存在しません。

 

代わりに、香港の永住権が存在するわけです。

 

国籍は本当に様々です。

 

ところが、この香港の永住権が最近波紋を呼んでいるようです。

 

中国人の両親から香港人が生まれる?

香港は中国人に対しては属地主義をとっているため、

両親が中国本土人でも、子供が香港で生まれたら

香港の永住権が得られるのです。

 

また、子供が香港の永住権を得ると

親の方にもメリットがあるとのことです。

 

1997年の香港返還時には予期していなかったことで

香港の産婦人科が忙しくなっていて、今後従来の香港人が

満足な医療を受けられなくなるのではとの心配もあるようです。

 

中国人にもいろいろな枠組みがある

我々が中国人というと、一般的には北京や上海に住んでいる

いわゆる漢族を指すと思いますが、実際には中国人でも

宗教や民族の違いがあります

 

例えばウイグルやモルゴンでは民族が違いますし、

宗教も違いますよね。

 

逆に香港にも、連続して7年住んだら

香港の永住権が得られるなどのルールがあるので

香港人の定義も簡単ではなくなってきています。

 

なので香港人と中国人の違いも一概には言えないのですが・・・

 

強いて、香港人と中国人の違いを言えば

民度の違いでしょうか?

 

いわゆるイギリス統治時代から香港に住んでいる人を

香港人と定義すれば、やはり彼らには西洋の民主主義とか

マナーが身についていると思います。

 

一方で、小さい時から中国本土に住んでいる一般的な

中国人は、旅行でも大きな声で騒ぐとか列に並ばない等の

マナーが話題になっている通りです。

 

まあ、もっともかつての日本人も社員旅行などでの

マナーの悪さは西洋人から見たら決していいものとは

言えなかったでしょうが。

 

今日のような民族間の話題になった時に重要なのは

異文化理解だと思います。

 

みな自国の文化に近い人を仲間だと思いがちですが、

これからのグローバルな時代においては

さまざまな価値観を認め合って、争いを避けたいですね。