知り合いに聞いたのですが、いまベビーシッターって
インターネットで探せるらしいのですよ。
早速「ベビーシッター サイト」などで調べてみると
・シッターズネット(Sitter’s Net)
・imom.jp
・保育ママ.com
などの、いわゆるマッティングサイト系が出てきました。
どこのサイトも、ママ、そしてベビーシッターが
登録することによって掲示板等でお互いにやりとりを
するシステムになっているようです。
ここで心配なのは契約関係ですよね。
契約はあくまでもママとベビーシッターが個人間で
結ぶようですね。
もちろんそれらのサイトが何らかの違反をしているとは
にわかには考えにくいですが、託児所のような箱物がないだけ
ママにとっては、ちょっと心配ではないでしょうか。
しかもベビーシッターは単独で預かることが多いようです。
もちろん託児所の保育士などと比べると、一人当たり
面倒をみる子供や赤ちゃんの数は少ないでしょうが、
単独で面倒を見ている以上、例えば保育士同士の
監視の目は働きませんよね。
このへんは個人的にはちょっと怖いな~と感じました。
ということで、前置きは長くなりましたが、
ちょっと不安なベビーシッター資格の難易度について
調べてみましたのでシャアしますね。
ベビーシッター資格の概要
まずはベビーシッター資格の概要からお伝えします。
ベビーシッターの資格は、正確には
【認定ベビーシッター資格】といい、
「公益社団法人 全国保育サービス協会」という機関が
認定する資格です。
したがって国家資格というわけではありません。
受験資格
年齢は満18歳以上であること。
受験要件
協会が主催する新任研修会と現任研修会という
2つの研修講座を受講すること。
またベビーシッターの実務経験を有すること
試験内容
試験は選択式(五肢択一の40問)と、記述式(400文字以内)
の筆記試験です。
内容は、上記2講座で学んだ範囲から満遍なく出題されます。
受験費用
受験料:11,000円
認定登録料:4,000円(合格時)
試験日
年1回。例年7月で受付期間が6月上旬から下旬。
ベビーシッター資格の難易度
前述したとおり、チャンスは年に一度しか回って
こないようなのでイメージとしては難易度が高そうです。
正確な合格率は発表されていないようなのですが、
新任研修会と現任研修会で学習した範囲をでることはないので
それほど難易度は高くはないと思います。
実際、合格率を公表しないというのは
合格率が高すぎるという批判を受けないためという
気がしないでもありません。
とはいえベビーシッター資格の教材なども存在するので
全員が受かるという試験でもないのでしょうね。
すみません、正確なところがお伝え出来ませんで・・・
ちなみに同じように子供の面倒をみる資格である
保育士は国家資格です。
大学、短大、専門学校の保育系学科を卒業すれば
試験は免除されるようですが、一般の人が受けた時の
合格率は10%前後ですので相当難易度が高いですね。
ベビーシッターという仕事
ベビーシッターの資格という面でいうと、
一番大切な部分は
「絶対に子供を守るという」
という気持ちではないでしょうか?
もちろん保育関係の知識は必要ですが、最低限
子供を守るんだという気持ちさえあれば、
どうにかして親御さんのもとに何事も無く
返してあげることができると思います。
ただ心配なのは先程も言ったように、
ベビーシッターが単独で請け負えるという点です。
もちろん、フィリピンなどの、いわゆる「やや」と
呼ばれるベッビーシッターは一人で面倒をみます。
しかし、一歩外に出れば人が溢れ、最悪自分では
対処しきれない自体が起これば「人に頼れる」という
土壌があります。
子供は社会の宝ですので安全に面倒を見てもらえるように
ここは必要であれば規制をかけてもいいのかと思います。