朝焼けのビル

放射冷却と聞くと一言、「寒い~」っていうイメージですよね。

まだ通勤をしていた頃、毎朝、家をでると凍えるような寒さに
“シャキッ”
となって背筋を伸ばして颯爽と駅まで歩いて
いたら・・・

カッコイイのですが、あいにく私は冬の寒さと朝の
両方が苦手
です(冷汗)

なので今回はその、当時、朝水たまりが凍っているのを
眺めながら寒さをこらえて家を出た原因たる

「放射冷却の原理」を突き止めたいと思います!

そもそも放射冷却とは?

そもそも放射冷却とは何なのか?

頭のなかでは放射冷却の現象については
モヤモヤっとはわかるのですが、メカニズムについては
全く今まで考えたことがありませんでした。

だってさっきも放射冷却と聞いて、夏のアスファルトの
上にユラユラと現れる「かげろう」を思い浮かべて
しまいましたからね。

ということでしっかりと言葉の定義から学んでいきましょう!

放射冷却とは、物体が電磁波を放射することによって
放射した物体の温度が下がることです。

電磁波については赤外線と考えてもらえばいいですね。

よくテレビの実験なんかで赤・緑・青などの
サーモグラフィーが映りますよね?

温度変化を示す映像ですね。

p3-4

赤から青、または青から赤へ変わる過程が
赤外線のやりとりです。

つまり放射冷却の現象は

【温かい(赤)→冷たい(青)】

になるってことです。

意外に難しいですよね。

気象における放射冷却の原理(メカニズム)

放射冷却は科学現象の用語ですので、気象状況に関する
固有の用語ではありません。

とはいえ昨今、放射冷却といえばだいたいが気象用語
として使われている場合が多いですよね。

ここでは、気象状況としての放射冷却現象について
説明します。

まず電磁波(赤外線)を放射する方の物体は
この場合は「地面」ということになります。

地面から放射された電磁波が空へ向かうわけです。

問題なのはその天候状況ですが、地面から宇宙へ
放たれた電磁波は晴れている方がすんなりと放射されます。

つまり「放射冷却」がスムーズに完了するということです。

一方、雲がかかっていると、地面から放射された電磁波は
雲に跳ね返されることによって宇宙空間への放射を
免れます
。

その結果、大気の温度は保たれれますから「放射冷却」は
未完了となるわけです。

ちなみに太陽が沈んでいる方が放射冷却が進むことは
言うまでもありません。

放射冷却が発生する時期についてまとめますと、

放射冷却は、晴れている夜に地面から電磁波が空に
放たれることによって大気が冷却されることにより
発生する。

ということになります。

意外だったのは、放射冷却が発生する時間帯ですね。

私は、あの朝寒いイメージからてっきり朝方に
放射冷却が発生するのかと思ってました。

ただし、朝方が最低気温になりやすいです。

理由は夜間の放射冷却が完了するのが朝になり、
太陽が出てくる直前だから
です。

こういうネタは嫌味にさえならなければ、
結構物知りとして職場でも人気が出やすいです。

かといって上司が自信満々に間違ったことを語っていても
会話を遮るようなことはしないほうが無難ですね(笑)