小保方晴子

出典:ガールズちゃんねる

 

 

理研、すなわち理化学研究所の小保方さん

逮捕されるかもしれないというネタを

ちょっと法律の知識のある友人から聞きました。

 

さっそくネットで調べてみたら、

たしかに小保方さん逮捕の可能性は少なくはないらしいのです。

 

まあ、覚せい剤のASKAさんの時もそうですが、

ブログの世界では「逮捕」というワードは衝撃的なので、

有名人が逮捕された時にはちょくちょく使われます。

 

中には逮捕される可能性なんて、

これっぽっちもないときでさえ使われることもあります。

 

このブログでは職場での旬な話題を提供することを

目的とはしていますが、同時に2年後、3年後に

このブログを見てくれた人にも利用していただけるように、

 

その場で終わるような、あまり具体的な固有名詞を出した

記事は書いていません。

 

今回の小保方さんについても、きっと3年後には

騒いでいる人なんていませんよね(笑)

 

ASKAの覚せい剤問題もしかりです。

 

ただ今回は私自身が個人的に興味があったので、

メモ書き代わりに残しておきたいと思います!

 

理化学研究所について、まったく予備知識がなかったら

以前書いたこちらの記事を参照してください。

→『理化学研究所の研究内容は?気になる年収は?

 

小保方だけが悪者なのかという疑問

そもそもこの「小保方 逮捕」というキーワードに

私が興味をもったのは、テレビのニュースで理研側が

 

「小保方さんをビデオでの監視などの厳格な管理下で実施する」

 

という声明を出したからでした。

 

いやいや、これじゃまるで犯罪者じゃない、

っていう感想ですよね。

 

執行猶予付きの保護観察処分が出ている犯罪者よりも

ある意味厳しいなと・・・

 

これはまた小保方ひとりを悪者にして

独立行政法人たる理研(理化学研究所)の責任逃れ

始まったと思ったわけです。

 

ということで、若干前置きが長くなりましたが、

私なりに小保方さんの逮捕について検討してみました。

 

STAP細胞の再現実験成果における3つの局面

まずSTAP細胞についての追加実験の成果によって

3つの局面が想定されます。

 

STAP細胞の再現実験に成功した場合

これは文句なく小保方リーダーに軍配があがりますよね。

 

小保方さんが逮捕されるどころか、現在限りなく

黒的な報道をしているマスコミに対しても

小保方さん側の反逆が始まるでしょう。

 

STAP細胞が再現できなかった場合には

さらに2つのパターンに分かれます。

 

小保方さんがSTAP細胞の存在を間違えていた場合

小保方さんが論文を提出した実験過程で、

STAP細胞は存在すると実験結果を間違えた場合です。

 

この場合は、わざと間違えた場合ではないので

情状酌量の余地がある可能性はあります。

 

小保方さんがSTAP細胞は存在しないと認識してた場合

この場合は、論文も実験も完全に捏造だったことが

完全に証明されます。

 

そして小保方さんの内心は法律用語で知っていたことを示す

悪意」だったわけです。

 

以上3つのパターンですが、2つ目のSTAP細胞が存在すると

間違えた場合でも研究者として正当な注意義務を怠って

理研に被害を被らせた可能性がありますので、

逮捕がないとはいいきれません。

 

しかし逮捕が明らかに問題となるのは最後の

STAP細胞の不存在を完全に認識していて、

なおかつ論文を捏造していた場合でしょうね。

 

それでは、もし小保方さんが逮捕されるとしたら

どのような罪に問われるのでしょうか?

 

小保方さんが問われそうな3つの罪

今のところ小保方さんが問われそうな罪は以下の3つです。

 

業務上横領罪(刑法253条)

STAP細胞ほか小保方さんの研究に費やされた研究費は

総額6億円とも言われています。

 

その6億円が一体どこに使われたのか?

きちんとSTAP細胞その他の研究に使われているのかを

入念調べていき、

 

万が一小保方さんが私的流用をしていたことが発覚したら

業務上横領の罪に問われることになります。

 

偽計業務妨害罪(刑法233条)

今回の論文捏造問題やSTAP細胞の存在問題で

理研側は時間や資金を多くさき、理研の責任の有無は別として

一般的な解釈として多大な損害をこうむりました。

 

繰り返しますが、理研の責任の有無は別として、

理研は通常の業務を妨害されたわけです。

 

そこで理研の業務を妨害した人に課せられた罪が

偽計業務妨害罪です。

 

詐欺罪(刑法246条)

横領罪と詐欺罪との違いですが、

横領罪は人の占有しているもの奪う際に、

いわゆる魔が差してやってしまう場合なのに対して、

詐欺罪は当初からだますつもりで他人の物を奪います。

 

まあ通常は会社などで何かを奪ってしまった場合には

魔が差したという場合のほうが多いでしょう。

 

また当初からだますつもりだったか否かは、

当事者の内心の問題なので立証はしにくいですよね。

 

なのでこの詐欺罪が小保方さんに適用される可能性は

極めて低いと思います。

 

では実際に小保方さんは逮捕されるのか

私は小保方さんが逮捕までされる可能性は

非常に低いと思います。

 

万が一ですが、上記のような罪があるような形跡が

あってもです。

 

理由は理研の小保方さんに対する温情とかではなくて

単に小保方さんに他のメンバーの事や理研の体質について

今後語ってもらいたくないから。

 

これはあくまでも私の想像ですが、

小保方さんの他にも理研には脛に傷持った人が大勢いる

ということです。

 

こういうブラックな話題はどこの組織にもあるでしょう。

 

裏金、男女間の問題、などなど・・・

 

一般企業ならば、社会的問題を引き起こさない限り

ある程度はご自由にと言っちゃいますが、

ことは半分公的な機関。

 

そうやって結局、問題は顕在化することなく

国民は税金を払い続けるわけです。

 

理研におかれましては、どうか設立当初の趣旨を思い出し、

日本のため、世界のために素晴らしい理化学的な研究

継続していってもらいたいですね!

 

応援してます。