labrador-retriever

 

盲導犬の犬種にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

少し前の話になりますが、埼玉県でオスカーという盲導犬が

何者かによって先の尖ったもので刺されるという

実に痛ましい事件が起こりました。

 

盲導犬というと非常におとなしいイメージですが、

今までの私の盲導犬の犬種といえば、

なぜか昔刑事ドラマの中に出てくるシェパードやドーベルマンの

イメージが強いです。

 

今回の事件をきっかけに、盲導犬にはどんな犬種があるのか

調べてみることにしました。

 

ちなみに、オスカーラブラドールレトリバーということです。

 

盲導犬に使われる犬種

いきなり確信に迫りますが、現在日本で盲導犬に使われている

犬種は次の3種だそうです。

 

ラブラドールレトリバー

ゴールデンレトリバー

・ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーのミックス犬

 

なかでもラブラドールレトリバーがほとんどなようですね。

 

ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーの違いが

今までわからなかったのですが、一番違うのは毛足の長さ

だそうです。

 

なんでもラブラドールレトリバーのほうが毛足が短いとか。

 

盲導犬の犬種としてはラブラドールレトリバーと

ゴールデンレトリバーとでは、ラブラドールレトリバーの

ほうが多いらしいです。

 

もしかしたら、毛足の長さも盲導犬の犬種選定に

影響しているのかもしれませんね。

 

雨の日などは、毛足が長いと電車内などで

周囲の人の衣服などを濡らしたりしそうですから。

 

本題に戻りますが、日本では盲導犬の犬種に使われるのは

上記の3種類が圧倒的に多いらしいのですが、

海外ではシェパードや雑種なども使われるそうです。

 

ではなぜ日本ではレトリバー系が多いのか?

 

一番納得した説は、日本において最初に盲導犬の訓練の

手本になったのがイギリスで、そのイギリス

一番多く盲導犬に使われていた犬種がレトリバー系だったから

というものです。

 

ただイギリスで盲導犬にレトリバーが多く使われて

いた理由まではちょっとわかりませんでした。

 

とにかく盲導犬としての特徴というか、適正がある

犬種ならば、なんでもいいということです。

 

それでは、次に盲導犬にはどのような適性が求められて

いるのかについてお伝えしていきます。

 

盲導犬に求められる適正

改めて述べるまでもなく、あなたのイメージ通りだと思いますが、

調べたところをまとめると次の2点の観点で適正が必要です。

 

性格面

盲導犬の性格面というと真っ先に思い浮かぶのが、

むやみに吠えないようなおおらかさではないでしょうか?

 

もちろん、その要素は非常に大事なのですが、

意外にも吠えないようにすることとか、

少しくらい苦痛を感じても騒ぎ立てないことは

実は訓練によって鍛えられるものなんですね。

 

なので、根源的に盲導犬の犬種として求められている性格は

人と仕事をすることが大好きなことだそうです。

 

そして、その性格を持つのが狩猟犬だと言われていますね。

 

外見

盲導犬は電車内など公衆の場所でも立ち入りが許されている通り

無差別的に人の目に触れますよね。

 

ということは、外観的にはオーソドックスな方が

いいということです。

 

例えば、毛足がフワフワしたりするとカワイイイメージが

ありますが、その一方でチャラチャラしたイメージを

抱く人もいます。

 

またシェパードのように盲導犬としての適性はあるものの

ガタイがでかすぎれば一般の人に威圧感を与えるかもしれませんね。

 

ということは、体格で言えば周囲に威圧感を与えない程度の

大きさだけれども、人を導けるくらいには存在感が必要と

いうことになります。

 

いくらなんでもチワワでは頼りないですからね。

 

以上、盲導犬にはどのような犬種が適しているのかについて

お伝えしてまいりました。

 

いずれにしても、絶対に目が見えない人はもちろんのこと、

盲導犬のような反撃をしてこない動物への虐待は

してはいけませんね。

 

周囲の目がそのような行為をけん制することに

つながると思いますので、今後は私も留意します。