2014-02-22_065328
独立行政法人 製品評価技術基盤機構より

昨日エアコンを買いに大手家電量販店へ行ったのですが、

そこで店員さんから、まさかの対応を受けました。

対応についてはともかくとして、

「あれ、もしかしてぼったくられてるのでは?」

とでも言いたくなるような話題がありましたので、
今回は、職場の旬な話題を提供するというよりかは
あなたの実生活の役に立つように本気でシェアします。

職場でエアコンを新調したいという人がいたら
念のため教えてあげてくださいね。

ちなみにエアコン新調ならこれは便利でした。

エアコンにつけるだけ!空間除菌

特に小さいお子様がいる場合などはいいですね。

エアコンの専用回路って法律で決められているのか?

結論から言えば、法律で決められたことではなく、
かといって電力会社が専用回路設置を義務付けている
わけではありません。

ところが私が調べた限りすべての家電量販店
専用回路がついていない家庭ではエアコンを取り付けてくれません。

家電量販店がそこまで取り付けてくれないのは
なぜなのでしょうか?

それは、アメリカでいうところのいわゆるPL法
つまり製造物責任があるかららしいのです。

もし、専用回路が必要にもかかわらず設置せずに
取り付け工事を行い事故があった場合には、
家電量販店の責任になる可能性が極めて高くなるそうです。

だとしたら売る側が警戒して安全をみるのも
仕方がない気はします。

しかしですね、本来的にいって、エアコンの専用回路は
本当に必要なのか?って話ですよね。

 

エアコン専用回路の必要性を考える

こういった類の必要性に関しては、事故が1件でも発生すれば
必要
だという意見が後をたちませんよね。

もちろん必要か必要じゃないかと言われれば、
事故が1件でも起きている限りは「必要」なわけですよ。

問題は費用対効果です。

独立行政法人 製品評価技術基盤機構が公表している
資料をもとに考えていきましょう。

具体的なデータとすれば、

平成17年度から22年度の6年間にあった事故467件のうち、人的被害のあった
事故34件(被害者数44人)中、被害者の年代が判明した21人について、年代別被
害者数を図3に示します。
死亡者は、10歳未満が1人及び60歳以上が3人でした。

上記のデータは6年間の合計数値ですから、1年あたりに換算すれば、

被害者数:7.3人、死亡:0.67人、重傷0.17人、軽傷6.50人

さて、いかがですか?

かなり少なくないですか?

お節介にも、最終年の平成22年度の交通事故の
死傷者数
を調べてみましたら、
死者数は4,863人で、負傷者数が89万6,208人でした。

桁が何ケタ違うのでしょうか?

ちなみに請求された専用回路の工事費は
1階が一部屋当たり12,000円、2階が同じく18,000円です。

データを解析すれば、死亡者数はこれ以上減らせない
ことになります。

だって、1年に一人なくなってないんですから。

それでいて、動くお金の金額って一体いくらでしょうか?

安全は本当に一番大事ですが、社会全体としての
公平な分配を考えたら相当疑問の残る悪施策と言わざるを得ません。

目的は、どうにかこじつけて国民にお金を動かしてもらう
ことしか考えられませんね。

無理やり需要を生み出す日本は、やはり成長の限界
きているのでしょうか・・・

あえて今回の記事を職場の話題ととらえたら、
エアコン専用回路の必要性について語ってもらいたいですね。

「必要でしょ!」と答えるのは一部の・・・だけでしょうね、きっと。