経済産業省(通称:経産省)からの補助金は数多いようですが、
先の東京都知事選の争点にもなったゼロ原発にも絡んで
太陽光発電を採用しようと思っている人も多いそうです。
もしかしたらあなたの職場でも原発の可否については
話題になったかもしれませんね。
原発反対の人からは太陽光発電を利用しようなんて言う
声も聞かれたかもしれません。
そこで経済産業省からでる太陽光発電の補助金について
調べてみました。
太陽光発電の補助金でどのくらいもらえるの?
補助金額の計算は結構複雑です。
なのでここでは大まかに提示しますね。
左右するのは「補助対象経費」というものと「公称最大出力」です。
まず、「補助対象経費」に関しては41万円以下のものと50万円以下が
あるのですが、最近の工事や経費は41万円以下で済むらしいので、
そちらにしますね。
すると、<1kW当たりの補助金単価>が2万円に設定できます。
次に、「公称最大出力」ですが一般家庭用ですと、
たいてい3~5kWに収まるそうです。
真ん中をとり4kWとしておきます。
公式があるので一応載せておきます。
「補助対象経費(税別) ÷ 設置する太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値」
当てはめると、8万円になります。
以上は、経産省から、つまり国からの補助金ですが、
じつは都道府県と市町村からも補助金が出る場合があります。
一度、尋ねてみるといいでしょう。
期間は、2014年3月31日になってますので、
今がギリギリの時期ですね。
太陽光発電でどれだけ節約できるのか?
一番気になるのは、太陽光発電を導入することによって
どれだけ節約できるのかですよね。
まず設置金額についてですが、これは発電機の性能と
屋根の面積によってまちまちですね。
具体的な面積をお伝えしても、屋根の面積なんぞわからないと
思いますので、もう本当にざっくりお伝えしますね。
実際にかかる設置費用の予算はおおむね150万円~250万円ほどです。
そしてこの投下した費用をどのくらいの期間で回収できるかと
いうと、これもまた規模により違いますが、
私が調べた平均値的なデータでいくと5~7年ほどみたいです。
そう考えると、あと10年ほど暮らす予定があるのなら
十分に元が取れることになりますね!
経済産業省の太陽光発電の補助金は2014年3月31日で終了で、
一応2009年に定められた法律によると最終年です。
家電製品の補助金や、株式の売却益に関する税金等は
たびたび延長されていましたので、太陽光発電についても
今後はわかりませんが、
本日内閣から発表された『エネルギー基本計画』によると
相変わらず原子力発電は「重要なベースロード電源」と
位置づけているようです。
この「ベースロード」という言葉は、安定供給を
意味する言葉で、原子力発電のほかにも用いられて
いるらしいのですが、
私の印象として、経済産業省と聞くと
どうしても原発を推進しているイメージがありますね。
ここでは原発の議論は避けるとしても、
原発推進だと、太陽光発電の補助金は
この先見込めないかもしれません。
というのが私の予言です(笑)
なので、職場で一戸建てに住んでいる方がいたら
教えてあげてくださいね!