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グローバル化社会という言葉を聞いて久しいですが、

かなりの割合の日本人が、実生活においては

あまりグローバル化を感じていないのではないでしょうか?

 

実際にグローバル化の波にもまれないと英語力の必要性

感じることができないかもしれません。

 

それでも「グローバル化」と騒がれれば騒がれるほど

将来的には必ず英語が必要になるのでは?

 

という一種の強迫観念に似たものが、ここ数年

私にはつきまとってきました。

 

で、在宅ワークになって始めて、

実際に英語が必要になったのです。

 

というか在宅ワークになったので、自分の行動の

自由度が上がったことによって、海外とのつながりを

積極的に行おうという気になったのですね。

 

具体的には最近東南アジアと強いつながりを結んでいます。

ここ数年のうちに、東南アジアに仕事の拠点を

移すつもりです。

 

そこで気になったのが必要な英語力です。

 

そもそもグローバル化って?

そもそもグローバル化というのは何を意味しているのでしょうか?

 

グローバル化というのは、一言で言えば、

モノやヒトの流れが国境を越えて相互影響を及ぼすことです。

 

もう少し専門的な言い方をすると、経済や国民生活が

国境を越えて影響を及ぼし合うということですね。

 

それでは、そのグローバル化社会にはどの程度の英語力が

必要なのでしょうか?

 

グローバル化といっても英語が必要な人は限られる

まずグローバル化社会というのは、

 

例えば、

「私の住む神奈川県ではグローバル化社会で、

お隣の静岡県はグローバル化社会ではない」

なんていうことは起こりません。

 

相対的に見てグローバル化の波の大きさは各地方で

落差はあっても、基本的には日本がグローバル化社会の

時代に突入すれば全国一斉に突入するのが普通ですね。

 

だとして、ではグローバル化に突入したら

日本国民全員が英語が必要なのかといったら

やっぱりそうではありませんよね。

 

なので、まずは日本国民のどんな人を基準して

必要な英語力を想定するかを考える必要があります。

 

グローバル化社会に必要な英語力の目安

グローバル化社会において英語が必要か否かですが、

これはその人の生き方によると思います。

 

例えば、もしあなたが海外に関わる仕事をしたり、

何かの学問の研究者を目指したりするのであれば

100%英語は必要です。

 

ということで、この先は主に海外と関わったり、

外国人を受け入れたりする仕事をあなたがすると

仮定してお話しますね。

 

ちなみに、私もつい先日フィリピンに行ってきましたが、

現地の人とコミュニケーションを交わしたり、

インタビューをするにあたり英語の必要性を

強く感じました。

 

で、肝心な英語力の目安ですが・・・

 

TOEICのスコアがグローバル化に必要な英語力の

一つの目安になるかと思います。

 

TOEICのスコアと対象となる職種の比較は

こちらの記事が参考になります。

→ 『フィリピン起業に必要な英語力は?

 

この記事によると、企業が海外部門で働く人材に期待する

英語力は655~850点です。

 

海外部門で働く人に期待するTOEICのスコアが高いのは

当然として、注目すべきは技術部門でも515~725点という

スコアを期待している点ですね。

 

普通に高校くらいまで勉強してきても、

その後全く英語と触れていなければ、

600点以上というのはいきなり出にくいと思いますね。

 

最後に私なりの考えを二つにまとめますと、

 

まず海外と深く関わって仕事をしたい人

目安として早期にTOEIC800点を目指す。

 

次に、今は直接海外と関わりのない仕事をしていても

600点くらいを維持できる英語力を保っておく。

 

この二つではないでしょうか?

 

後半については異議を唱える人も多いかもしれませんが、

もうこの時代、一生を一つの会社で過ごすなんてことは

考えにくいです。

 

だとしたら、将来的にあなたの行動範囲を広めるためにも

常日頃から英語力を鍛えておいたほうがいいですし、

TOEICは今やひとつの資格の意味を持っていますので、

やはり600点程度のスコアを持っているのは有利です。

 

逆に、順風満帆で一生過ごせるような会社であれば、

グローバル化が進んでいる会社が多いと思うので、

必然的に英語が必要になるでしょう。

 

ということで、私はグローバル化社会において、

それぞれのポジションの違いこそあれ、

一定の英語力は必要で、

 

できればTOEICで言えば、できれば800点は欲しいなと

いうのが結論です。

 

さらに言えば、英語を手段以上の武器として考えるならば、

英語で日本の文化を簡単に説明できるくらいの英語力が

あると最高ですね。

 

私もそこを目指していきたいと思います!