ちょっと仕事上の関係で、ジェンダーについて
調べていたところ、以外なデータに出会いました。
それは出生率の男女比についてです。
その前に、出生率とは人口1,000人あたりの出生数の
割合のことをいいます。
日本では国勢調査の行われる毎年10月1日の人口を
基準とします。(国勢調査自体は5年に一度)
ということで、それでは本題に参りましょう。
出生率の男女比で多いのは?
出生率の男女比で多いのはどちらでしょうか?
これはもう結論から言ってしまうと出生率
つまり生まれてくる男女間の割合で多いのは男のほうです!
私も以前結論だけ聞いたことがあるのですが、
理由は知らなかったので少し調べてみました。
まずは具体的にどのくらいの男女比になっているのかですが・・・
<男性105:女性100>
くらいだそうです。
この男女比は人間だけでなく、哺乳類全般に言えるそうですね。
で、気になる理由ですが、ここでは性染色体がどうのこうのとか
着床率がどうのこうのとかいう理論は置いておきますと、
男性の方が女性よりも体が弱いからだそうです。
つまり、人に限らず生物は原則的には種を維持しようとしますが、
種を維持する、つまり結婚適齢期、更に行ってしまえば、
性交が可能になるような年齢に男女比が1対1になるような割合が
出生率の男女比が105:100くらいなんだそうです。
それにしても本当に生物って不思議ですよね~
ただし、現在は医学の進歩で男児の死亡率は当然ながら
減っています。
ところが2012年の出生男女比は男105.2:女100と
以前とほとんど変わっていません。
ということは医療が発達すればするほど
男あまり時代に突入するということになりますね(汗)
実際に私もいい年ですがまだ未婚です!
さて、私の愚痴?はいいとして、出生率の男女比で男性の方が
高い理由としては、あとひとつあるんです。
我々一応男女平等社会の日本人の感性からすると
かなりブラックな理由なんですが、
ご紹介しておきます。
出生率の男女比でブラックなもう一つの理由
ブラックな理由とは?
男女産み分けが一般化している中国やベトナム
そしてインドなどが原因です。
特に一人っ子政策をしている中国の産み分けはすさまじく
その出生率の男女比は、130~140対100にも達しているそうです。
こうした人為的に出生率の男女比を変えるようなことにより
なにか問題が置きなければいいのですが・・・
まあ医学の発展により、本来助からないはずの男児が
助かって結果として男性あまりになることも
広く見れば人為的ではありますね。
男性を減らすための残酷な方法
男性が余ると社会現象に影響をおよぼすという説もあります。
中でも過激なのが「戦争」です。
たしかに戦争があると男性の数が一気に減ります。
実際に戦地に赴いて戦闘に加わり、
結果として命を落とすのは昔から男性が圧倒的に
多いですから。
そんなことにならなければいいのですが、
男性が多いことで何かが起こるかもしれないことは
覚えておいたほうがいいのかもしれません。
(役に立つかはわかりませんが)